友人の話

本人のなりたい自分像と適正な役割は、どうにもうまくマッチしないことが多い。

 

私には数少ない親友と呼べる人が何人かいる。

その内の一人は詳しくは暈すがIT関連のフリーランスをしている。

 

その友人は私の地元から上京して仕事をしていたが、どうにも体調を崩し今は実家に帰ってきている。

生きてくためにちょこちょこと仕事をしているらしいのだが、体調が芳しくない日も多く苦労しているのだとか。

本当は地元で顔を合わせてお茶したいくらいなのだけど、私は実家を出ているので、ラインでちょこちょこ連絡をとるくらい。

 

でも学生時代から友達を知っている私からすると、会社勤めでチームで仕事したほうが本当によっぽど向いているんじゃないかと思っている。

その友達はコミュニケーションに本当に長けていて、日頃から明るい。

それに加え場の話し合いをうまく進める能力もある。

別にフリーランスを否定するわけではない。でも友達が勝負するには社員を雇うなり他の人と一緒に仕事したほうがうまくいくと思っている。

でもそんなことは口に出さない。その友達は頭がいいのでそんなことはとっくに気づいていて、でもそうできない理由があるんだろうと思う。

 

何かその友達のなりたい未来像、社会人像と戦っているんだと思う。でも私みたいに低い未来像を持っているとそういった苦労は本当に大変そうだと思う。

 

話はこれで終わりなんだけど、何かうまく折り合いが付けられれば良いなと思う。