今まで隠していたが私はアヒージョ愛好家並びに日本アヒージョ協会副会長(自称)である。
会長は私の知人である。
「アヒージョを作ってみたいけど作り方がよく分からない」
「作ったけど味付けが決まらない」
こういった方々に素人でも失敗しないアヒージョ作りを伝授しようと思う
まずアヒージョを知らない方に説明しようと思う。
一言で言うと”海鮮や野菜をオリーブ油で煮込んだスペイン料理”である。
前置きはさておいて、私のレシピを説明しようと思う。
重要なのが手順は絶対に守る事、手順をミスするとにんにくが焦げたり味付けがうまく決まらないのでもう一度言うが絶対守る事。
材料
- 海老(安価なもので問題ない、なければタコ、イカ、アサリなど海鮮系)
- エリンギ(葉物よりキノコ類が望ましい)
- 鷹の爪 一本
- オリーブオイル 100g
- にんにく 2かけ
- パプリカパウダー(できたら)
- バジル(できたら)
- レモン汁(できたら)
- 塩
道具
- フライパン(なるべく鉄製のもので14cm以下の大きさのもの。目玉焼き一個分しか焼けねーじゃんって感じのサイズにする)
- フライパンが無ければ小さめの陶器製の容器
手順
1,海老は殻付きなら殻をむき、塩をまぶして10分ほど置いておく。茹でたタイプのものならこの工程は省く。
2,エリンギを3cm~4センチほどの細切りにする。でもめんどくさい場合は、煮込み時間を一定にするために同じくらいの大きさに整えればいい。
3,にんにくの芽を取り粗みじんに切る。
4、フライパンを先に中火にかけ熱しておく、手をかざしてなんとなくぬくもりが伝わってきたら海老とエリンギを先に入れる。
5,空炒りしてみて少しでも焼き目がつけば問題ない、ここでオリーブオイルを投入する。(マジで?って思う、普段ケチって使っている量の3倍は入れよう)
6、オイルを全体にからませるように少し混ぜる。
7、オイルが具全体に混ざったら、火を弱火にして鷹の爪、刻んだにんにくを入れる。
8、弱火のまま蓋をして3分煮込む。ここで煮込んだ後の画像が↓である。
9、まだ油断してはいけない。ここで図のように具材を平らにならし、塩をしっかりまんべんなくふりかける。(絶対に混ぜるな)
10、ここで混ぜずにパプリカパウダー、バジル、レモン汁をふりかける。
11,そのままフライパンのままテーブルに持っていけばアヒージョの完成。
以上の工程を守れば失敗はしない。最後に混ぜていけない理由だが、オリーブオイルは水と違い塩味を拡散してくれない為、混ぜると振った塩が薄まってしまう。
その他火加減もにんにくを入れた後、強火にしてしまうと焦げるので絶対弱火にしてほしい。
これを見てアヒージョを作ってくれる人が一人でも居れば幸いである。